小児科一般|やおやコドモくりにっく|世田谷区深沢の小児科、内科、アレルギー科

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小児科一般

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小児科一般

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おたふくかぜ、みずぼうそう、はしかなど感染しやすい病気の方向けの隔離室があります。疑いのある場合には隔離室からお入りください。隔離室は入り口が別(正面入り口右横の専用入り口)になっております。専用インターホンを押していただけましたら個別に対応いたします。

こんなときには早めの受診をお勧めいたします

  • 生後3か月未満の赤ちゃんの高熱
  • 顔色が悪く、ぐったりしている
  • 激しく泣き、あやしても泣き止まないでぐずっている
  • 眠ってばかりで呼びかけてもすぐ眠る
  • 呼吸の様子がおかしい
  • 水分を受け付けない。おしっこが半日ぐらい出ない

などの症状の時は是非早めにご相談ください。またこのくらい軽い症状でも受診していいのかなと悩まれるときもどうぞ受診ください。

小さなこともご相談ください

小児科のやるべきことは 病気を診ることだけではありません。病気でなくても、子育てにおいて心配ごとはつきものです。小さな悩みごとでもご相談ください。子どもの笑顔を真ん中に、家族や周囲みんなの笑顔の輪が広がるお手伝いをやおやコドモくりにっくのスタッフみんなでできたらと思います。

お持ちいただくもの

  • 診察券(2度目の来院より)
  • 保険証
  • 医療証
  • 母子手帳
  • お薬手帳(お持ちの方)

小児科でよくある疾患

発熱

お子様が熱を出すと心配になりますが、幼い子どもは感染する様々なウイルスが初めてであり、感染の都度、その防御反応としてよく熱を出します。また、体力もなく、疲れたり、興奮したりしただけでも熱が出ることがあります。幼稚園や保育園などに通いはじめたころは体調も崩しやすくなります。そうして免疫をつけて頑張っているお子様ですが、ご心配な時はいつでも受診ください。

麻疹(はしか)

麻疹ウイルスによって引き起こされる全身感染症であり、空気・飛沫(ひまつ)・接触感染経路によって鼻やのどから感染します。通常は10〜12日間の潜伏期を経て発症し、発熱、咳、鼻水、目の充血、赤くかゆみのある発疹などの症状が現れます。一度感染すると免疫は一生持続するとされています。日本では麻疹ワクチンの普及により、麻疹の患者さんは減少していますが、保育園、幼稚園、学校など周囲での流行がある際は早めの受診をお勧めいたします。

アデノウイルス感染症(プール熱)

高熱が5日程度続く感染症です。目にも感染しやすく、目の充血、目やにを伴う場合があります。急な発熱からはじまり、39〜40℃くらいまで上がることもあります。熱は昼間に下がり、夕方になると上がるなど上下する場合もあります。症状は、初期に熱だけのことも多く、途中から喉の痛みや咳、鼻水が出ることがあります。治療薬はなく対症療法を行います。感染力が強いため、熱が治まっても2日程度は幼稚園や学校などは休むようにしましょう。

手足口病

夏かぜのウイルスで起こる病気で、手のひら、足のうら、口の中に水疱(水ぶくれ)ができるのが特徴です。生後6か月くらいから4~5歳ころの乳幼児に多く、夏に流行します。感染した子の咳やくしゃみを吸い込んでしまう飛沫感染や便から排泄されたウイルスが手に付着し経口感染することもあります。潜伏期間は3~5日くらいです。口の中の発疹は盛りあがったり、水をもったりするブツブツで、破れて潰瘍になると、刺激のある物を食べるとしみて痛がるようになります。口の中の症状に少し遅れて、手のひら、足のうらなどに生米くらいの水疱性の発疹ができます。この発疹は吸収されて一週間以内に治りますが、高熱や頭痛、嘔吐などの症状が伴う場合は、早めに受診しましょう。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

正式には流行性耳下腺炎といい、感染力が強い病気として知られています。ムンプスウイルスによる感染症で、主な症状は熱と耳下腺の腫れです。耳の下から頬やあごなどが腫れて痛みます。まず片方が腫れ、2~3日経ってもう片方が腫れてくる場合もありますが、片方だけが腫れることもあります。耳下腺の腫れと同時に発熱がみられることもあり、3日目くらいが腫れも熱もピークとなります。その後、1週間程度で治ります。予防接種で重症化を防げるため、幼稚園や保育園など集団生活に入る時期での予防接種をお勧めいたします。

溶連菌感染症

溶血性連鎖球菌(溶連菌)による感染症で、かぜと同じような症状を起こします。急性咽頭炎を起こした場合、発熱してのどが痛くなり、のどや口の中が真っ赤になります。舌にいちごのようなブツブツができることもあります。食べ物を飲み込んだだけでも痛みます。治療によって2~3日程度でのどの痛みや発熱、発疹などの症状は治まります。熱や発疹の様子で、わかる病気ですが、のどの粘液の検査や血液検査で確実に診断することができます。

とびひ

初夏から夏にかけて乳幼児や学童によくみられる病気です。皮膚表面に細菌が感染し、水疱や発赤、びらんなどができます。かゆみが強く、かきむしった手を介して、水ぶくれやかさぶたがあっという間に全身へ広がります。この広がり方から「飛び火」と呼ばれています。治療は患部を清潔にして抗生剤入り軟膏を塗布します。また抗生剤の内服が必要なこともあります。適切な治療により、一週間程度で治っていく病気です。

水痘(水ぼうそう)

水痘・帯状疱疹ウイルスが咳やくしゃみで飛び散り、それを吸い込んだり、水疱が破れて出てきた液に触ったりすることで起こります。37~38度程度の発熱とともに、赤い小さな発疹が現れます。発疹は、水が入ってふくらんだ水疱になり、かゆみが強くなります。水疱は2~3日でしぼみ、黒褐色のかさぶたになり、1週間程度で治ります。全体がかさぶたになるまでは人に移してしまう可能性があるため保育園や学校はおやすみが必要です。水ぼうそうは治ってもウイルスは長く体の神経節細胞内に留まっているため、何年か後に帯状疱疹という病気を発症することもあります。